<悲報>アニメ遊戯王、「サンダー・ボルト」よりもやばいカードを使用していた
どうも!Beyond the field 広報のあっつーです。
今日は遊戯王アニメのオリジナルカードのヤバさについて語っていこうと思います。ただカードの説明をするだけでは面白くないので、我らがBeyond the field のチームメンバーの視点から、なぜこのカードは実装されなかったのか、またはできなかったかについてを考察していただこうと思っております。題して・・・
それでは行きましょう!!
●「虹蛇のエインガナ」
第1回目のカードはアニメDMでBIG5の一人、大下 幸之助が使用した「虹蛇のエインガナ」にさせていただきました。というのもこのカード、かなりのエグさを持っています。
「虹蛇のエインガナ」星7 水属性 海竜族 攻2200 / 守2400
このカードが墓地に送られた時、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する
4月1日から制限カードに復帰する「サンダー・ボルト」。この「虹蛇のエインガナ」は墓地に送られるだけでその「サンダー・ボルト」が発動するという凶悪すぎる効果を持っています。「フィールドから墓地へ」などの指定もないため手札、デッキ等から墓地に送られても発動してしまいます。さらに極悪なことにこの効果は強制効果であるため、いかなる状況でも墓地にさえ送ってしまえば「サンダー・ボルト」発動、これはアカン。
1番簡単なのは「愚かな埋葬」でデッキから墓地に送るやり方です。これにより、おろまいが実質「サンダー・ボルト」になります(笑)
あとは海竜族を活かして「水精鱗(マーメイル)」に組み込むなど。「海皇の龍騎隊」の効果を使えば簡単にサーチもできるし、「水精鱗—サラキアビス」の効果でデッキから「水精鱗」をサーチしつつ、相手のターン中に「サンダー・ボルト」という展開阻止を行えたりもします。
他にも様々な使い道があると思いますが、これだけ汎用性が高い効果だと極悪コンボも容易に組めそうですね・・・。
ここでBeyond the field のチームメンバーでエンジニア担当のたかせの見解を聞いてみたいと思います。
「素晴らしい効果ですね。エンジニアは単純でわかりやすく、実装しやすい効果を好む傾向にあるので、このカードはエンジニアにとって理想的な一枚と言えます。
実際に実装するときは、チェーンブロックや起動効果と誘発効果の違い、「墓地に送る」と「墓地に捨てる」及び「リリースする」等の区別などのルール調整も合わせて必要なことから一筋縄ではいかなそうですが、他のカードでも必要な仕組みだと考えれば素晴らしいことに違いはありません。Beyondにもこのようなカードをぜひ追加していきたいですね。」
これを聞いて正直驚きを隠せませんでした。僕のようなユーザー側からするとこのカードを見たら「いやいや・・・ないだろ」って思っていたのですが、ゲームを作るエンジニアからするとこんな視点でカードを見ているんだと感心させられました。
今回紹介させていただいた「虹蛇のエインガナ」、いかがだったでしょうか?おそらくこの記事を読んでいただいた大半の人が「いや、こんなモン実装したらイカンって・・・」って気持ちなんじゃないかなと思います。ただ「サンダー・ボルト」も制限に復帰することもあって、1枚程度なら今の環境を大きく動かすことはなかったりするのかな?そう考えると現環境恐ろしすぎる・・・(笑)
Beyond the fieldでは他にも多くのカードゲームについて実際にプレイを行なって分析し、より良い最高のカードゲームを作りたいと思っています。コンセプトは「終わらない楽しみを提供する」ことですからね。その一環として今回このような記事を書かせていただきました。この企画はシリーズ化したいとも思っていますので、皆さんのお暇つぶしに楽しく読んでいただけたらと思っております。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!!
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